Bologna, December 22, 2023 - Borsa Italiana S.p.AのEuronext STAR Milanに上場し、自動データキャプチャと産業オートメーション市場のグローバルリーダーであるDatalogic S.p.A. (Borsa Italiana S.p.A.: DAL)は、子会社のDatalogic S.r.l.を通じて、ロボット用のコグニティブ・コンピューティング・システムを開発する革新的なソフトウェア企業であるOversonic Robotics Srl Benefit Corporation（以下、Oversonic Robotics）の少数株式を取得したことを発表しました。Oversonic Robotics社は、インダストリー5.0の視点を持つ企業の製造施設での作業をサポートするために認定された初のヒューマノイドロボットであるRoBeeを開発しました。RoBeeは、肉体的にも精神的にも人間の労働者の健康を害する可能性のある作業を容易に行うことができる。
産業オートメーション製品とソリューションの世界的リーダーであるDatalogic社は、最先端の産業イノベーションに投資することをお約束します。特に、DatalogicとOversonic Roboticsは、販売、研究開発、マーケティング活動で提携します。その目的は、インダストリー5.0の一環として産業オートメーションプロセスを強化するために設計された最先端の認知型ヒューマノイドロボットを市場に提供するために、同社をサポートすることです。
この投資決定は、常にデータロジックグループを特徴づけてきた革新的で技術的なDNAに沿ったものです。これは、常に作業者の安全を確保しながら生産性を最適化することを目的としています。特に、認知型ヒューマノイドロボットRoBeeは、製造業とヘルスケア産業に付加価値を提供します。このロボットは、データロジックのセーフティ・レーザー・スキャナーやビジョン・システムなど、複数の技術を組み合わせて複雑なタスクを実行します。RoBeeは、環境を監視し、割り当てられた経路に障害物がないことを確認しながら、完全に安全に移動し、オペレーターと対話することができます。
「人工知能アルゴリズムを搭載したヒューマノイド・ロボットの開発で豊富な経験を持つイタリアのOversonic Robotics社と提携できることをうれしく思います。これらのロボットは、共有環境や産業分野で一般市民と自律的に対話し、さまざまな作業、特に身体的・心理的健康に有害な活動を伴うプロセスで人々を支援することができます。この革新的なソフトウェア会社の成長を支援し、人工知能の開発を継続するため、産業オートメーションへの投資と顧客への最先端ソリューションの提供という当社の戦略に沿って、Oversonic Robotics社にリソースを割り当てることを決定しました」と、Datalogic GroupのCEOであるValentina Volta氏は述べています。
「データロジックがOversonicに出資することで、このような一流のパートナーと卓越した技術革新の道を共有できることを誇りに思います。データロジックがこのプロジェクトに参加することで、私たちの生産能力が向上するだけでなく、私たちのビジョンは、世界との相互作用を強化し、革命をもたらす最先端技術を創造するという私たちの使命と完全に一致します」と、オバーソニック・ロボティクスの会長ファビオ・プーリアとCEOパオロ・デンティは述べています。
オーバーソニック・ロボティクス
Oversonic Robotics Srl Benefit Corporationは、ロボット工学に特化したコグニティブ・コンピューティング・システムを設計・構築するソフトウェア会社である。同社は2020年、ベザーナ・ブリアンツァ（MB）に設立され、技術・生産センターを設置、その後、ミラノに駐在員事務所、ロヴェレート（トレント）にトレンティーノ・スヴィルッポのポロ・メカトロニカ内の運営拠点の2カ所に拡大している。世界各地から集まった約30人のコンピューター、機械、電子エンジニアを含む60人の従業員で構成されている。国際的な存在でありながら、イタリア人としての強いアイデンティティを維持し、メイド・イン・イタリーの起業家精神と技術的ノウハウの創造性と独創性を示す製品を提供している。
